口が大きく開かず、食べにくくなった。
これは顎の関節がスムーズに動かなくなる顎関節症かもしれません。
手術を必要とするような関節構造の内部の障害等もあり、原因がわかりにくく、的確な治療を行うのが難しい疾病ではありますが、ここではストレスも原因の一つなっている場合について、これからお話しするリラックス方法も参考にして予防に努めてみて下さい。
今、新たな原因の一つとして注目されているのが、歯の接触癖と言われるものです。
一般的には、人は通常、安静にしている時は、唇を閉じていても上下の歯の間には隙間があるのが正常です。
激しい運動や仕事に没頭したときには歯を噛み締めることもありますが、一般的には長くは続きません。
筋肉や関節に負担がかかるため自然に口が開き、上下の歯の間に隙間が生じるようになります。
しかし、精神的なストレスが続いたり、パソコン操作に集中しすぎたりすると、上下の歯が接触したままの状態が長時間続いてしまい、こうなると脳が、口を噛み締めている状態を正常な様子と勘違いして、顎の周りの筋肉を働かせ続けてしまいます。
このように歯が触れ合ったままの状態によって、顎の筋肉や関節に障害をもたらすケースが多いことが明らかになっています。
最近は顎の筋肉をリラックスさせる治療が行われるようになってきて、口を開き筋肉を伸ばすストレッチが勧められています。
更には、無意識のうちに歯を噛み締め続けないようにする手法として、仕事で使う机周りや台所、玄関などよく目にするところにリラックスなどと書いた付箋を貼っておき、それが目に入ったら、口を開けて全身の力を抜く習慣をつけるようにすることです。
初期の顎関節症ならこのようなセルフケアだけで症状が改善することが期待できます。
勿論、一カ月続けても改善しない場合は原因が単純ではなく精密な検査を受けることが必要です。
セルフケアをしながら、症状の改善をしっかり見極める、顎のトラブルの対処では重要なポイントです。
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