こんにちは皆さん。
今回のお話させてもらうことですが、若い人達にはあまり実感がないかもしれないと思いますが、だんだんと歳を重ねていきますと食事中にむせることをしばしば経験するようになります。
これは加齢に伴うのどや舌の筋力の低下などによって口からうまく食べることが出来ないことによるもので病的なものでは摂食嚥下障害と言われます。
誤嚥性肺炎などを発症するリスクが高まります。
重篤化すると胃ろうなど胃に直接チューブを通して栄養を摂取する必要になり生活の質も低くなっていきます。
そこでこれを予防する意味で衰えを実感し始めた早期から飲み込む力を鍛え、高齢になっても口から食べられるようにしたいものです、では、飲み込む時の仕組みがどのようになっているのかというと、喉仏の部分〔喉頭)が上がると食道の入り口が開く一方、誤って唾液や飲食物が入り込まないように気管や鼻の入り口が閉じるようになっています。
つまり喉頭は食道に飲食物を送り込むポンプの役割を果たしているのです。
したがって飲み込む力を高めるには、軽症の場合では喉仏を動かす訓練が有効な手立てになると言われいます。
飲み込む力が低下した症状としては、
①痰が喉によくたまる
②食事中にむせる
③咳払いが増えた等など
10の項目が挙げられ、その内8項目以上が該当すれば嚥下障害の恐れがあると言われます。
ただし、嚥下障害の原因としては単に加齢による筋力の低下だけではなく脳卒中や認知症。
パーキンソン病等の神経性の難病あるいは癌など多岐にわたり、重症なら外科的手術が必要な場合があります。
いずれにしても、一生、口から食べ続ける一見何気ない当たり前のことですが実は健康面も含め生活の質を維持する上でこの上なく大切なことだということです。
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