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幸せな生活の
お手伝いいたします
インプラントや矯正、歯周病、虫歯などの治療方法や、金属アレルギーや睡眠時無呼吸症候群への対応を、患者様の全身や口腔内の状態を鑑みて最適に組み合わせて対処することで、複雑に関係しあった病気も治療が可能になってきています。大学入学当時から描いていた総合歯科治療が、少しずつ実を結び始めています。
歯科の知識や技術は、多岐に渡るうえ深い理解が必要だということを大学時代から現在まで学んだからこそ、歯科医師にも得意・不得意分野があるという当たり前のことを思うようになりました。私は歯科全体の知識を大まかに身につけましたが、得意分野を訊かれたらインプラント手術を含めた歯科口腔外科治療と矯正治療です。
そんな私ですがこれからもパール歯科にお越しになった患者様1人ひとりに最適な治療と快適な診療サービスを提供し、お口の健康を通じて幸せな笑顔と楽しい食生活のお手伝いをして参ります。
口内環境に
生活習慣が見えます
教育現場で「食育」という言葉が使われ始めてから、だいぶ時間が経ちました。
食育とは、食事の栄養バランスや食文化、食物の大切さを知ることで、
健康的な食生活を実践できる力・知識を育てる教育のことです。
教育者ならば食育のプラス面について誰もが認めますが、
優れた食事内容や食事を摂る際の良好な環境が、
成長・発育に好影響を与えるということは、その逆もまた然りといえます。
歯科医師という、他人の口腔内を見る機会の多い仕事に
就いた私だからこそ思うことがあります。
学校には給食という素晴らしい食育の場がありますが、
1日3食食べる場合、1週間で21食食べることになりますが、そのうち給食は5食だけです。
それは、子供たちにとって数多くある食事の場の一部でしかありませんので、
家庭での栄養バランスや食事環境があまりよくないと、子供たちの口腔内に反映されてしまいます。
毎年の歯科検診の結果を「虫歯が多いから歯医者に行って治してもらわなくては」という一面的なとらえ方をするのでなく、
お子様の置かれている環境を映す鏡と考えていただけると、
毎年多大な労力や費用を使って行われる歯科検診に新しい重要な意味合いが加わるでしょう。
自分で何事も決められる大人とは違い、子供は保護者から与えられた環境の中で生きているため、
本人の意思だけで口内環境・食事環境の改善は難しいものです。
食事内容や食事環境が優れないと明らかに虫歯や歯肉炎が悪化することで起こる不正な噛み合わせは、
不定愁訴や落ち着きのなさ、成績低下にも繋がる可能性があります。
毎年の歯科検診で虫歯が多かったり歯肉炎が認められたりする子供たちを、
今までとはまた少し違った観点から観察してみませんか?子供からのSOSの信号が隠れているかもしれません。